腰痛・椎間板ヘルニアの漢方薬 痛みを早く軽くするために

腰痛・椎間板ヘルニアの漢方

「痛~い、本当に痛い!」
もうギリギリと痛い。


腰痛や下肢の痛み、痺れでお困りの方の中には「椎間板ヘルニア」が原因の場合も多いですね。
経験者でないとこの辛さはなかなかわかりませんよね。
実は私も経験者なんです。あの痛みは本当につらいですよね。
私の場合、ドクターもびっくりするくらい大きい椎間板ヘルニアだったんです。
MRIの画像を見て「こりゃあ、痛いやろ!!」と驚かれましたからね。(笑)

もちろんドクターからは当然のように手術を勧められましたが、結局手術はせずに、漢方飲んで、今では日常生活に特に支障なく、仕事も遊びも元気に出来ていますよ。

私の体験記を下に載せていますのでご興味のある方はどうぞ読んでみてくださいね。
私がこんなに良くなっているんですから、きっとあなたも楽になる可能性はありますよ!
痛くて辛い方、なんとか少しでも痛みを和らげたい方、できれば手術したくない方は是非ご相談くださいね。

◆椎間板とは

背骨は積み木のように骨が積み重なってできていますが、その骨と骨の間にあり、クッションのような役目を果たしているのが椎間板です。
椎間板の中央にはゼラチン状の柔らかい「髄核」があり、その周りをコラーゲンを含む硬めの「線維輪」が覆っています。

◆椎間板ヘルニアとは

「ヘルニア」というのは、本来あるべき場所からグニュッと外へ飛び出した状態を指す言葉です。
ですから「椎間板ヘルニア」という病気は、もともと骨と骨の間に納まっているはずの椎間板の中心の髄核が、外側の繊維輪を突き破ってその定位置から真横へ飛び出したり、さらに上方向や下方向へ入りこんだ状態になってしまったものです。
背骨は、頸椎・胸椎・腰椎に分けられ、いずれにも骨と骨の間に椎間板は存在しますが、腰椎に発生するのが最も多く、次に頸椎です。

◆椎間板ヘルニアの症状

飛び出た椎間板が神経を圧迫すると強烈に痛みます。
まるで神経というスイッチをビーッと押し続けている感じです。
その圧迫している神経が支配している範囲に影響が及ぶので、腰だけでなく、臀部、太もも、膝のお皿辺り、あるいは膝から下全体など、人によっていろんな部位が痛くなります。

また、痺れや、感覚の麻痺症状を伴うこともよくあります。
ひどくなると下肢の筋力が低下して、つま先が上がりにくくなって、つまずきやすくなったり転んだりするようになることもありますが、
痛みや痺れの程度は人によって様々です。

腰椎は5つの骨から成り(L1~L5番まで)、その下には仙骨があります。
好発部位はL4とL5の間だと言われています。

◆椎間板ヘルニアの原因

日常的な動作の中で重いものを持つなど腰への負担が続いたリ、座るときの姿勢が悪かったり、椎間板そのものの老化などによって起こる可能性があります。

◆椎間板ヘルニアの検査

レントゲンでは椎間板が写らないので、MRI検査をしなければいけません。
MRIとは、強力な磁石でできたドームのような機械の中に入ってやる検査です。
これによって椎間板の状態がわかります。

◆椎間板ヘルニアの漢方治療

漢方治療では、飛び出た椎間板を物理的に引っ込めることはできませんが、辛い痛みや痺れを軽減して、日常生活に支障がないようになることを目標にしています。
中には、飛び出た椎間板が、3ヶ月から半年くらいの間に白血球に貪食されて消失したり、小さくなったりすることもあるようです。
これは人間がもつ素晴らしい自然治癒力ですね。
そういったことも期待しながら、できる限りのことをやっていきます。
私自身も漢方薬を併用することによって痛みが消えました。
この経緯は「体験記」に書いてあります。

使う漢方薬はその方の痛みの程度によっても多少変わりますので、痛くて辛い方はぜひご相談くださいませ。

私の椎間板ヘルニア体験記

《セーラー服で整骨院通い》

一昨年(H27年)、生まれて初めて椎間板ヘルニアという病気を体験しました。
思い起こせば、中学生時代。
軟式テニスのきつ~いトレーニングで腰を傷めて以来、私の人生ではなにかと腰のトラブルが多くなったんです。

軟式テニスって、腰を低く落としてボールを打つんですよ。
素振りでもずっとその態勢でやってましたから、結構腰に負担はかかりますよね。
おまけに腹筋やうさぎ跳び、仰向けに寝て30度くらいの足上げ。
こんなきつい筋トレもよく学校の廊下でやらされたものでした。
その結果、腰痛が……。
他のメンバーも同じ練習はしてましたけど、きっと私がもともと腰が弱かったんでしょうね。

その上、高校生になると、よせばいいのに登山部に入っちゃった。(笑)
先輩部員の人が山で写したという写真があまりにも美しかったので、それに魅せられて、つい入ってしまったわけです。
重いリュックを背負って何度か山に登りましたが、結局、腰痛が再燃したため1年で退部。

その当時は腰の下の方の「仙骨」という部分にちょっとズレが生じていたようでした。
お陰で高校のセーラー服を着たまま学校帰りに整骨院に直行して、中高年の方々に混じって、腰に電気を当ててもらってたんですから、
今思うと笑っちゃいますね。

《恐ろしい激痛の始まり》

まあ、そんな感じでこの『ガラスのような腰』には若いころから気をつけながら生きてきたわけです。

薬局という仕事柄、立っている時間が長いため、その椎間板ヘルニアになる数年前から、たまに腰やお尻の筋肉が痛くなることがあったんです。
そんな時は、もちろん漢方薬を飲みつつ、整体なんかにも行って骨盤矯正をしてもらったりして、その都度回復はしてたんです。

あの恐ろしい激痛が襲ってくる少し前も、ちょっと無理をしたのか、なんとなくお尻の筋肉に痛みがあったので、いつもの整体の先生のところへ行き、施術してもらって帰宅すると、その夜から腰や左足にかけて、だんだん尋常でない痛みが襲ってきたのです。
これは体験した人間でないとわかりませんよね。
とにかく痛い。ギリギリと、とてつもなく痛いんです。
例えるならば、四六時中、虫歯の痛いところを機械でガーーッと削られてるような。

《いざ病院へ》

さすがに辛抱出来ず、車で病院に連れて行ってもらったんですが、痛くて車の座席におとなしく座っていられないんです。
なんとか痛みが少しでもましになる姿勢を見つけようと色々変えてみても、全くダメ。
何をしてもただただ痛い。1秒でも早く着けよと祈るばかりです。

ようやく病院に着いてやれやれと思ったのも束の間、今日は整形の先生がいないから診れませんと無情におっしゃる。
えーーーーっ、やっと辿り着いたのにぃ………。
悲しい………。(涙) そして痛い……。(涙)

しかしここで諦めるわけにいきません。
何がなんでもきょうは診てもらうぞ、と意地のように別の救急病院を求めていざ出発!

そしてようやく隣の市の病院に辿り着くと、ドクターが、
女の人がこれだけ痛がるのはよっぽどなんで(どうやら女の人は痛みに強いらしいのだ。)精密検査した方がいいけど、今は時間外なのでMRIが撮れません。レントゲンだけでは多分詳しいことはわからないけどどうしますか?」とのお言葉。

そう言われても折角ここまで来たのだから「とりあえず何でもいいからやってください!」と私も必死。(笑)
そうして結果。
「やはりレントゲン上では何もわかりませんでした。とりあえず痛み止めの座薬を出しておきますから。」
「明日以降にまたMRI検査を受けてください。」と言われ、渡されたボルタレンの座薬を頼りになんとか帰ったのでした。

《ほぼ立ちっぱなしの一夜》

座薬を使えばきっと少しは楽になる!と期待したのですが………。
ふぇ~~~。いくら待っても効かない………。
全く効果なし。この痛みはボルタレンなんぞでは効かないのでした。(ボルタレンちゃん、ごめんなさい。)

何が辛かったといえば、座っても痛い、横になっても痛い。だから当然眠れない。コレが辛い。
一番まだましなのが立ってる状態なんです。
けど、柱にもたれてじっと立ってるだけでは痛みが紛れないし、暇で耐えられない。
そんな時は人間、知恵を絞るもんですね。(笑)
そこで、その夜はテーブルの周りをひたすら一歩ずつ、グルグル、グルグル何周も廻って、気を紛らせてましたね。

《根性で仕事へ》

そんなこんなでほとんど眠れていないまま朝を迎え、しかし薬局の仕事は休めません。
痛すぎてとても歩いては行けないのでタクシーで出勤。
そして、知人を介してお陰様で総合病院の整形外科で診察してもらう予約ができました。
しかし、その日まであと5日。このまま我慢できるかしら……。
ありったけの根性出しても無理かも……。(泣)

いざ仕事が始まれば、お客様に対してはもう必死で、ホントに必死でフツーの顔を作り、調剤してお薬をお渡ししてました。
まあ、会話は当然ながらいつもよりチョーー短くなってましたけどね。(笑)
こんなに頑張って、さすがに自分でも「なんてエライんだろう」と思いましたよ。

しかし、私のあまりの辛そうな様子を、スタッフが見るに見かねて、痛み専門クリニックにひとまず受診してはどうかと提案してくれました。受診してみると、とっても優しい先生で、トラマール、ナウゼリン、リリカを処方してもらい、コルセットをいただき、総合病院での検査結果が出たらまた持っていくことになりました。
これで少しは楽になるかと先生が神様のように思えましたね。
祈るような気持ちでお薬を飲んだのを覚えています。

痛い時は朝からでもお風呂に入りなさいと先生がアドバイスを下さったので、翌日からは毎日、出勤前に朝風呂です。
数日経つと、お薬と先生の入浴アドバイスのお陰で痛みがほんの少~し楽になったものの、浴室までのたった3メートルほどの廊下を歩くのに5分くらいかかるんです。
凄く痛い時って、ふ~~っ、ふ~~っって自然に息を吐くんですよね。
これって確か陣痛の時もしたような…なんてその時思い出しましたね。
けど、私の感覚では陣痛よりもはるかに痛かったですよ、このヘルニアちゃんは。

《待ちに待ったMRI検査》

ようやくその日が来ました。嬉しい~~!
総合病院まで車で送ってもらい、玄関についたものの広い病院の中を歩くのはまだとても無理。そこで車椅子登場。

その頃になると、お陰様で座ることや横になることはなんとかできるようになっていました。
横になるといっても、仰向けはまだ痛くて辛いので、横向きです。
それも物凄く神経を使って、痛みができるだけ少ない足の位置をなんとか探り当てて寝るといった感じでした。
寝返りがまた大変。痛いから簡単にはいきません。
それでも横になれることだけでもほんとにありがたかったですね。

診察を受け、レントゲン、そしてMRIです。
このMRIが仰向けの状態でドーム状の機械に入っていないといけないので大変でした。
仰向けの姿勢はかなり痛いんですよ。
どうしても無理になったらこのブザーを押してくださいと渡され、カンカンコンコン音が鳴る中、早く終われ~~と念じながらなんとか終了。

《ついに椎間板ヘルニアと診断》

その検査画像を見て、先生がひと言。「こりゃ~~痛いわ!こんな大きなヘルニアがあるよ。」「飛び出たものがさらに曲がって上に向いてる。」と説明してくれました。
ふ~~~っ、やっと痛みの原因が判明です!よかった。

そして当然の如く「これはもう手術するしかないと思うから、10日後までに入院の段取りつけてきて。」とおっしゃるではありませんか。
えっ!!しゅ、手術?いやいやそんな急に言われても。困ったなぁ………。
「先生、仕事があるんで……」と言うと「えーーーっ!!こんな状態で仕事してんの!!凄いねぇ…」と驚かれるやら呆れられるやら。

しかし10日間の猶予があるわけですから、なんとか手術が回避できるよう頑張ってみようと、この時思ったのでした。
お薬は痛み止めと炎症を抑えるステロイドも出ました。

《漢方による自分への治療》

さてその日から、病院の薬に加えて、漢方薬の開始です!負けないぞ~~!

「痛みに効く漢方薬」をベースに、「血の流れを良くする効果のある漢方薬」「サプリメント」も使いました。
これは、ヘルニアによって圧迫されている神経やその周囲の組織の血流を改善することによって、炎症を和らげることが期待できるからです。
また、「血流改善の助けになる"気"を巡らす漢方薬」なども飲みました。
こういったことは漢方の得意分野ですね。

すると10日後の受診日には、もう車椅子も必要なく、自力で歩け、痛みもまだありましたが、最初よりはかなり楽になってきました。
そんな私を診て、先生は「これなら逃げ切れそうやな。」と手術しなくてもいけそうだと判断して下さったんです。
よかった~~!!いろんな方々のお陰で助かりました。ありがとうございます!!
感謝の気持ちでいっぱいでした。

しかし和らいだとはいえ、まだ痛みはありましたから、漢方を引き続き服用しながら、その後は前に受診した痛み専門のクリニックからリリカだけは処方されていましたが、そのリリカも2ヶ月で服薬終了となりました。

椎間板ヘルニアを発症してから2年経ち、現在は痛みは全くなく、ただ左膝あたりにやや違和感は残っていますが、日常生活にはなんの問題もなく仕事もできています。ただ、重い物はなるべく持たないように気をつけていますね。
あの経験以来、夜、普通に仰向けで寝られることがなんとありがたいことかと幸せを感じる毎日です。感謝。

よく使う漢方薬やサプリメント

独活寄生丸独活寄生丸(どっかつきせいがん)



牛車腎気丸牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)



190疎経活血湯(そけいかっけつとう)



還元清血飲還元清血飲(かんげんせいけついん)



芍薬甘草湯芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)



補陽還五湯補陽還五湯(ほようかんごとう)




日水清心丸日水清心丸(にっすいせいしんがん)



地竜地竜(ぢりゅう)
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