活性酸素のお話宝塚の漢方薬局 | トーユーファーマシー

活性酸素について

◆活性酸素とは？

「活性酸素」とは、酸素が電子を一つ失ってとても不安定な状態になったもののことを言います。
自身が不安定なので、相手から電子を奪って安定した状態になろうとします。
それは「相手を酸化させる＝錆びさせる」ということです。
電子を失った相手は「酸化された＝錆びる」ということになります。

物で例えれば、切ったリンゴが茶色くなったり、釘が錆びたりするのも酸化が起きたからです。

私たちは呼吸によって酸素を取り込み、その酸素を利用して、体の中でエネルギーを作り出し、生きています。
そのエネルギーを作り出す代謝の過程で「活性酸素」が発生します。
代謝過程において消費された酸素全体の２～３％は活性酸素に変わると言われています。

活性酸素には良い面と悪い面の二つの働きがあります。

(1)良い面としては、活性酸素はもともと私たちの体には必要なものであり、体内に侵入してきた細菌をやっつけたりして、私たちの体を外敵から守るという働きをしてくれています。

(2)悪い面としては、これが過剰な量になると、様々な病気の原因となったり老化を促進したりするという、私たちの体にとってはあまり嬉しくないことが起きてきます。

◆活性酸素の種類

●スーパーオキシド
●過酸化水素
●ヒドロキシラジカル
●一重項酸素
●過酸化脂質
●一酸化窒素

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