敬震丹(けいしんたん) 日本の伝統薬

《当店は敬震丹の正規取扱店です》
※2023年12月より価格が改定されます


依存性のない「気を巡らす漢方薬」
動悸・息切れ・気付けに。



敬震丹 

※税込み価格で表示しております


   10片    ¥3,080(税込)
   20片    ¥5,830(税込)
     40片    ¥11,000(税込)
    80片   ¥21,450(税込)
  160片   ¥41,800(税込)

 
敬震丹は約1cm四方の板状の平たいお薬で、まるでチョコレートのような色をしています。
香りの強い成分が多く配合されており、これらがもつ"気付け作用”によって、さまざまなストレスを抱える現代の人たちに大変役立っています。 

 
敬震丹 実物大
 
敬震丹(1)このように押し出します。
押し出すと、気分が落ち着くいい香りがふわっと漂います
 
敬震丹(2)こんなに薄いので手で簡単に割れます


《目 次》
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敬震丹(けいしんたん)のパンフレット

敬震丹1敬震丹2敬震丹3敬震丹4敬震丹5

敬震丹(けいしんたん)の添付文書より

【敬震丹 第2類医薬品 五疳強心薬】
 
敬震丹は麝香(ジャコウ)、牛黄(ゴオウ)などの動物生薬とサフラン、人参、沈香、丁子などの植物生薬をあわせ、14種の生薬を配合した和漢薬製剤です。
原料和漢薬のもつ作用により次の症状に効き目をあらわします。
 
 
【使用上の注意】
 
●してはいけないこと
(守らないと現在の症状が悪化したり、副作用が起こりやすくなる)
 
□本剤を服用している間は、次の医薬品を服用しないこと。
 他の強心薬
 
●相談すること
 
□次の人は服用前に医師、薬剤師又は登録販売者の相談すること。
 
(1)医師の治療を受けている人。
(2)妊婦または妊娠していると思われる人。
 
□5~6日間(消化不良、胃腸虚弱については1カ月間)服用しても症状が良くならない場合は服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談すること。
 
 
【効能】
 
□動悸(どうき)
□息切れ
□気付け
□消化不良
□胃腸虚弱
□食欲不振
 
 
【用法・用量】
 
次の量を食間または空腹時に少し多い目のお湯または水で服用してください。
 
大人(15歳以上)1回1片 1日3回服用
15歳未満は服用しないこと
 
《用法・用量に関連する注意》
 
下の上で溶かすなどして、なるべく香りをかいでから水で服用してください。
適当な大きさに割って服用しても結構です。
 
【成分 3片中】
 
●麝香 1.8mg
●牛黄 7.2mg
●竜脳 42.6mg
●人参 58.8mg
●サフラン 28.5mg
●香附子 28.5mg
●沈香 21.3mg
●甘松 28.5mg
●桂皮 35.4mg
●牛胆 17.7mg
●丁子 42.6mg
●木香 42.6mg
●甘草 35.4mg
●生姜 14.1mg
 
添加物としてセルロース、ヒドロキシプロピルセルロースを含有します。
 
【保管及び取り扱い上の注意】
 
(1)直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい所に保管してください。
(2)小児の手の届かない所に保管してください。
(3)他の容器に入れ替えないでください。(誤用の原因になったり品質が変わる。)
(4)使用期限を過ぎた製品は服用しないでください。
​​

「気」と関係する症状

以下のような状況の時や症状がある時は、「気」が大きく関係しています。
こんな状態や症状でお困りの方、辛い方、どうか一人で抱え込まず、ぜひご相談くださいね。
  

 【状況】
  • 今、抱えている悩みがある
  • 最近とてもつらい出来事があった
  • 最近大きな病気をした
  • 家族が病気にかかっている
  • 日頃不満なことがある
  • ストレスが溜まっている
  • 職場や学校でいじめられている
  • 周囲との人間関係がうまくいうまくいっていない
  • 学校に行けない
  • 仕事に行けない
​ 【症状】
  • うつ気味、憂鬱な気分になる
  • 胸がザワザワして落ち着かない
  • 気分がモヤモヤする
  • 人と話したくない
  • 怖くなる
  • 息苦しくなる
  • パニック発作が出る
  • 自分で自律神経失調かと思う
  • 気分が塞ぐ
  • 落ち込む
  • 自分はダメな人間だと思う
  • やる気が出ない
  • 集中力が出ない
  • 楽しくない
  • 孤独感がある
  • 笑えない
  • 寂しい
  • 悲しくなる
  • 訳もなく涙が出る
  • いつも緊張感がある
  • 不安感がある
  • 眠れない
  • 寝つきが悪い
  • 熟睡できない
  • 悪夢を見る
  • イライラする
  • 動悸、ドキドキする
  • 頭痛が起きやすい
  • めまい、立ちくらみがする
  • 胃腸が不調になりやすい
  • 食欲が出ない
  • お腹がよく張る
  • 下痢になったり便秘になったりする

【HSPとは】
「HSP」という言葉をご存知でしょうか?
これは、Highly Sensitive Personの頭文字をとったもので、「とっても繊細な人」のことです。
こういう人は、いろんなことに対して普通の人以上に敏感で、何かを感じ取る能力に長けています。

感性のアンテナがとても高くて、普通の人の何倍もいろんなことを感じとることができます。
「感受性が高い」というのは、それは一つの素晴らしい才能ですし良いこともいっぱいありそうですが、逆にそれがマイナスの方向に作用してしまうこともあります。そうなるとHSPの人は辛い思いをしたり、傷ついたり、苦しくなったりしてしまいますね。
 
例えば、自分に対して誰かが言った言葉や、周りにいる人の表情であるとか、その場の空気や雰囲気であるとか。あるいは、匂いとか人込みの状況とか音とか。

HSPの人の脳は、そうではない人よりも感知するいろんな情報がとにかく多いんですね。
そのために心身ともに疲れてしまったり心が傷つくこともあるでしょう。
脳が常にアンテナを張り巡らしていて、フル稼働状態が続けば疲れるのも無理はありません。
ましてや、それがストレスと感じる内容ならば尚更です。

そしてさらに高じていくと心身の不調を招くこともありますね。
自律神経失調症と言われるような様々な症状や、うつの症状などが現れやすいようです。

このような時、漢方的にはやはり「気」というものと大きく関係していると考えます。
緊張の方に傾きがちな「気」をちょっと緩ませるのに漢方薬は大変効果的ですね。


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敬震丹(けいしんたん)の働き

(1) まずはじめに「気」とは?

敬震丹は『気の巡りを正常な状態にする気付け薬』です。
では、「いったいって何?」と思いますよね。
漢方の世界では昔から、「人間の体には、目には見えないけれどというものが流れている」と考えられてきました。
とは、例えるならば、エネルギーのようなものです。


日本語には「気持ち」「気分」「気力」「元気」「気が乗らない」「気に入らない」など、という言葉がたくさん使われています。
皆さんも日常的に使っていますよね。
昔から日本人は、という言葉を何気なく、習慣的に使ってきたわけです。
というものが、心や身体に関係していることを昔の人はすでに知っていたんですね。


例えば、血液も、リンパ液などの水分も、身体の中で勝手に流れているように思いますが、気の働きのおかげで体の中を巡ることができています。ということは、気の流れが悪くなれば、血液の流れやリンパの流れも当然悪くなります。
そうなると、血液の中を流れに乗って運ばれていく酸素、栄養、ホルモンなどが、司令塔である脳やその他の臓器にうまく運ばれず、大切な脳の働きや、全身のネットワークがうまくいかなくなります。


特に、司令塔である脳の働きが乱れると、自律神経やホルモンの働きも乱れます。その結果、感情が乱れやすく、うつになったり、妙に緊張したり、突然動悸がしたり、不安神経症になるなど、心も体も不安定になってきます。

心や体の調子が悪くなった時は、現れている症状だけを考えるのではなく、その根底にある「気」のことも考えていく必要があります。 気(エネルギー)を増やして、さらに気(エネルギー)の巡りを良くしていくと、とても治りやすいのです。
そして、このような「気の補い」「気の巡り」に働くのが「敬震丹」なのです。



(2) 敬震丹はどのように効果を発揮するの?

敬震丹には、漢方用語で「気剤」と呼ばれる、気に作用する香りの良い生薬が多く配合されています。
「麝香、牛黄、竜脳、サフラン、沈香、香附子、木香、甘松、桂皮」の9種類がそれに当たります。
なんと、14種類の成分のうち、9種類が芳香性の気剤なんです。


これら香りの強い成分は、鼻腔から脳の大脳辺縁系へダイレクトに働きかけるため、効果が早く出るわけです。
アロマオイルなどを嗅いでも、リラックスしたりしますよね。
お客様の中には、口に入れなくても、敬震丹の香りを嗅いでいるだけで、気分が落ち着くと言う方もいます。
このような敬震丹の効果は、科学的にもとても理にかなっています。


さらに、敬震丹は香りの効果に加えて、服用後、体内に入ってからの効果もありますから、より優れた効果が発揮されるのです。


敬震丹は副作用もなく依存性もない、安心して続けられる漢方薬です。


現代は、ストレスや忙しさ、疲労などから、気をすり減らしたり気の巡りが悪くなった結果、病気になっている人がたくさんいます。
そんな方々の救世主となるのが
敬震丹です。


(3) 敬震丹の効果的な服用方法

敬震丹の最大の特徴は「香り」です。
「香り」は鼻腔から入って、脳にダイレクトに働きかけるので、お水でゴックンとすぐに飲み込んでしまうよりも、出来れば、お口にふくんでしばらく舐めておき、その香りを感じた方がより効果的なんです。


ただし、そのままお口の中で敬震丹が溶けるのを待っていると、とても時間がかかるので、ある程度たったら、かみ砕いていただいても結構です。

しかし、中にはこの敬震丹の香りが苦手な方もいます。
そんな方は、最初から指で4つくらいにパキパキッと割って、普通にお水でゴックンと飲んでいただいても大丈夫です。
敬震丹の味は、やや苦いのですが、こうしてお飲みになれば、味や香りはお口に中にあまり残りません。
香りを嗅がなくても、その効果はちゃんと発揮されますから大丈夫ですよ!

敬震丹(けいしんたん)について思うこと

【敬震丹(けいしんたん)の素晴らしい点について思うこと】
 
漢方薬の敬震丹の素晴らしい点は、長い歴史を経ても今なお、この現代社会にとてもマッチしており多くの人に愛されている漢方薬だということです。
 
敬震丹が初めて作られたのが文政年間のころだそうですが、その時代からもう400年以上たっている現在でも、敬震丹を飲んで良かったという人がたくさんいらっしゃいますし、敬震丹を下さいという人が絶えません。

これって凄いことだと思いませんか?
 
現在はことにストレスを感じやすい時代でもあり、昔のようにのんびりと呑気に暮らせないような状況でもありますね。
 
人が生きている以上、人と全く関わらずに生きていくことは不可能です。
それどころか、すべてが人間関係の上に成り立っていると言ってもよいでしょう。

 
家族関係もそうですし、友人関係や学校や職場など、社会はいろんなコミュニティが存在して成り立っています。子供でも子供同士の社会がありますね。
 
繊細なご性格の人は、人の言葉や、表情、雰囲気などちょっとしたことへのアンテナが高い人が多いです。感受性が強いとも言えます。

ですからそういう方々は、ちょっとしたことでもなんとなく気になってしまったり、嫌な気分になったり、落ち込んだり、心配になったり不安になったりというように、「気分」が不安定に
なりやすいものです。。
そういう気分の時は「気の滞り」つまり気の流れが悪い状態になっています。

それを漢方薬の敬震丹は流れの良い状態に戻してくれるわけです。
この敬震丹という漢方薬は、「気の巡り」を良くするとか、「気を整える」といった【気付け薬】としての働きを持っていますからお役に立ちますよ。
【私が思う、敬震丹が合いそうな方とは】
 
「敬震丹」について「あっ、この方には合いそうだな!」と思うことがお客様とお話をしていてちょこちょこあります。それはどんなタイプの方かと言いますと、「神経がとても繊細な方」ですね。「繊細さん」と呼んでいます。
 
世の中には、マイペースであまり周りの空気を気にしないタイプの方もいらっしゃいますね。
そういう方は明るくおおらかでストレスも溜まりにくいかもしれませんが、その真逆のタイプの繊細さん、、つまり周りの人の言葉や表情、気持ちなどが凄く気になってしまったり、周りに気を遣い過ぎてしまうようなタイプの方は、「敬震丹」がとても合うと思います。
 
人はもともと生まれ持った気質というのもありますので、どちらが良いとか悪いということではないと思うんですよね。それぞれに良さがあると思いますし、その特性というか才能をうまく生かせれば、きっと人生楽しくうまくいくんでしょうね。
 
繊細さんの場合、あまりにも周りの人や出来事に対するアンテナが敏感過ぎてピンピンに立ち過ぎていると、ご本人は物凄く神経をすり減らしてしまい、一日が終わるとクタクタに疲れてしまいますよね。まさに「気疲れ」です。気を遣うということは脳のエネルギーをジャンジャン使っているんですよ。
 
そしてそれが日常的にじわじわと蓄積していくと、単なる気疲れだけではすまなくなり、自律神経の方に影響が及んできます。その結果、動悸や不安感、不眠、下痢や便秘など胃腸の不調、頭痛、めまいやふらつき、あるいはパニック症状などが現れてくる可能性があります。
また、自律神経と密接な関係がある免疫力が弱ってきたり、ホルモンバランスが乱れることもあります。
 
『繊細である』という折角のその方の才能がうまく生かされないのは実にもったいない話です。
才能が生かされずに、それが苦しみを生んでいるなんて……何とかしたいですよね!
 
人間というのは何かにつけて『過度』や『過剰』になるとあんまり良いことはないようです。
アンテナの「オン」と「オフ」の切り替えができずに、四六時中スイッチが入りっぱなしで気を張りつめている状態では、先ほど書いたように人は病気になってしまいます。
 
「ほどほどに」とか「適度に」という良い言葉があります。
その才能を程良く使って人生に生かせると良いですよね。
 
でも自分の意志では「ほどほど」や「適度に」ができないことも現実には多いです。
「分かってるんですけどねぇ……」って感じですかね。
 
そんな時は漢方薬の「敬震丹」に頼ってみましょう!
敬震丹は「気」の流れを良くします。
言うなれば、「気」の交通渋滞を解消するみたいな感じ。
ピーンと張りつめた状態がちょっと緩くなると気持ちが楽ですよね。
頼りになるお薬ですよ。
繊細さんであるがためにいろんな辛い症状に悩まされている方は一度ぜひお試しになってみると良いですよ!
 
ご自分に合ってるかどうかよくわからないという方は、お気軽にメールかお電話でご相談くださいね。


【メンタルと痛みの関係】
 
世の中に、痛みを感じる病気はいろいろありますね。
腰痛、頭痛、肩の痛み、足の痛みなどなど。

その痛みの感じ方というものには、その人の精神面が結構大きな影響を及ぼしていることがわかってきています。痛みを感じるのは「脳」ですから、メンタルと関係しているのは当然といえば当然なんですけどね。昔はあまり痛みとメンタル面との関係は注目されていませんでした。
 
不安感や緊張感、恐怖感、怒りの感情などが強いと、脳からストレスホルモンが分泌され、痛みに敏感になり、痛みをより一層強く感じてしまうということが起こります。
逆に、気分がゆったりと安心して落ち着いていると、それだけで痛みが少し緩和されたりすることもあると言います。
 
脳が「快」を感じるような嬉しい出来事や楽しい出来事があると、疲れがポーンと吹き飛んだり、身体がスキっと軽くなったりするなんてことは誰しも一度や二度は経験があることと思います。
それらと同じように、痛みも、脳の状態が「快」か「不快」かによって感じ方が大きく変わってくるわけです。
 
もちろん痛みの根本的な原因は患部の「炎症」であったりすることも多いので、それらの手当ても大切ですが、心理的な影響によって、本来「レベル1」くらいの痛みを「レベル5」くらいに感じてしまうというのは嫌ですよね。
 
痛みはそれだけでストレスになりますから、さらにその「痛い」というストレスが脳を「不快」にして、痛みがますます増強してしまうという「負の連鎖」に陥っていきますね。
何とかしてその連鎖を断ち切り、少しでも痛みを和らげることができたら嬉しいですよね。
 
そこで、漢方的にはストレスは「気の巡りの悪い状態」と考えられますから、痛みの軽減には「気の巡り」を良くすることもとても大事だということがわかります。
 

敬震丹(けいしんたん)の歴史

今から400年以上も前のことです。

安土桃山時代(織田信長や豊臣秀吉のころ)、ある一人の旅人が助けを求めて犬伏家を訪れました。
その旅人に持病が起こり歩けなくなったのです。
犬伏家の人々が手当をしてあげた甲斐あって旅人は数日で全快しました。

旅人は、その恩に報いようと薬の作り方を犬伏家に伝授しました。
犬伏家の人々はこれにしたがって薬を作り「龍虎圓(りゅうこえん)」と名付けて売り出したのだそうです。

1831年、これを犬伏九郎左衛門が、阿波藩のお大名を診るお医者様、橘春庵に相談をしてさらに改良を加え、薬名を「敬震丹」に改めて売りだしたのが始まりだそうです。


敬震丹(けいしんたん)の成分

◆以下の赤い字の漢方薬は、「気」の通り道(経絡)を通す働きをします

麝香
麝香(じゃこう) 

ジャコウジカという鹿がいるのですが、その雄のお腹に袋状の麝香腺というものがあり、そこからの分泌物を乾燥したものです。英語では“ムスク”と呼ばれる特有のいい香りがします。香水の材料にもなったりしています。その芳香によって、気の通り道である経絡を通すので、気の停滞を改善し、気分を健やかにしてくれます。「開竅薬」とも言われます。
                                        
  牛黄
牛黄(ごおう)

牛の胆嚢や胆管の中にできた結石です。苦いですが、芳香があり、気分を落ち着ける鎮静作用や、解熱作用、利胆作用などがあります。古くから、高貴薬として位置付けられ、動悸、息切れ、気付けの漢方薬として、よく用いられてきました。これも「開竅薬」です。


竜脳
竜脳(りゅうのう)

熱帯アジアに分布するフタバガキ科の木でリュウノウジュというものがあり、これの樹脂を加工したものです。最近は合成のものが用いられることも多いようです。とても爽やかな香りがあり、気付け薬として、気の通りを良くしますが、作用は緩やかで、麝香の補助薬のような働きをします。


サフラン
サフラン

アヤメ科のサフランの雌しべにある花柱が使われます。別名を“番紅花”とも言います。キレイな朱色をしており、サフランライスとかお菓子にも使われたりします。少量でもたくさんの花が必要なので大変高価です。血を整えて、鬱なモヤモヤした気分を晴らして爽やかにしてくれます。



◆以下の青い字の漢方薬は、その成分が胃腸で吸収されるのに加え、生薬の香りによって「気」を巡らせます。

 沈香
沈香(じんこう)

ジンチョウゲ科のジンコウという木の切り株などの損傷部分に自然に集まった黒色の樹脂です。別名を“伽羅”と言います。気を巡らすので、漢方では「行気薬」という言い方もします。お香としても使われるほど良い香りです。気分を落ち着かせる鎮静効果や、痛みを止めたり吐き気を止める効果もあります。


  甘松
甘松(かんしょう)


オミナエシ科のナルドスタキスの根茎です。甘味があるので甘松と言われ、独特の芳香がします。
鎮静効果、気を巡らす効果、腹部膨満感を取る効果、胃痛や腹痛を止める効果、健胃効果などがあります。ストレスによる胃腸の不調に効果的です。


香附子
香附子(こうぶし)

カヤツリグサ科のハマスゲの根茎です。気分がとても落ち着くいい香りがします。特に女性に好まれる香りです。「気病の総司、女性の主帥」と言われるくらい女性の不調によく効きます。気が停滞することによって起きる頭痛、肩こり、腹痛などに効果的です。また、鬱っぽくなったり、イライラなどの気分も治します。さらには生理を順調にする調経作用や生理痛を和らげる効果もあります。

木香
木香(もっこう)

キク科のモッコウの根です。芳香があり、主に胃腸の症状に効果があります。気を巡らすことによって、腹部膨満感、胃痛、腹痛、ムカムカ、食欲不振などを治します。また、消化促進や下痢を止めるなど、健胃整腸効果があります。

桂皮
桂皮(けいひ)

クスノキ科のケイの皮です。血行促進効果や温める効果が強く、身体や手足の冷えに効果的です。また、お腹を温めることによって下腹部痛に大変効果的です。


 
◆以下の緑の字の漢方薬は、胃腸の調子を整え、「気」を補う働きをします。

人参
人参(にんじん)

ウコギ科のオタネニンジンの根です。気を補い、疲労を回復させ、とても元気になれます。
胃腸の機能も高めるので消化を促進し、食欲も増して、胃腸を丈夫にしていきます。また、神経がすり減っていたり、疲労が原因で動悸がしたりする場合にも効果的です。


丁子
丁子(ちょうじ)

フトモモ科のチョウジノキの花蕾です。特有の芳香がします。丁子という名前の由来は、形が釘に似ているからだそうです。別名を“クローブ”と言い、香辛料としてもよく使われているので馴染みがありますね。お腹を温め、健胃効果、吐き気を止める効果などがあります。冷えが原因のしゃっくりを止める効果もあります。


生姜
生姜(しょうきょう)

いわゆるショウガの根茎です。食品としてもよく使われていますし、漢方薬の中にはよく配合されていますね。吐き気を止める効果があり、食欲を増す効果もあります。


牛胆
牛胆(ぎゅうたん)


 
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店舗外観180

<漢方薬局>
トーユーファーマシー

〒665-0033
宝塚市伊孑志3丁目6-25
TEL:0797-77-9900

【営業時間】
月・火・木・金(9:00~19:00)
水(9:00~12:00)
土(第一週目)(9:00~15:00)
土(第一週目以外)(9:00~13:00)

【休業日】
日・祝日

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