「ポートピアホテル 先客万来亭」で初笑い 2019年3月

「ポートピアホテル 先客万来亭」で初笑い 木島裕子より

こんにちは~ 今年初めての楽々レターです。

ポートピアホテル千客万来新しい年の始まりである1月は、皆さんいかがお過ごしでしたか?
私はちょうど1年前にも行った、ホテルでランチを食べて落語を楽しむ、という企画の「ポートピア先客万来亭」に行って参りました。新年早々大笑いをして良い年にしようと楽しみにしていました。

その日はちょうど成人の日で、華やかな晴れ着姿のお嬢さんたちが町のあちこちや、会場のポートピアホテルにもたくさんいましたよ。皆さん綺麗で艶やかで、こちらまで楽しい気分になりました。わりと暖かかったせいか、最近の傾向なのか、あの白いフワッフワの羽のようなショールを肩にかけているお嬢さんが少なかったですね。

さて、落語の方はというと、出演者は、露の紫さんという女性の噺家さん、笑福亭由瓶さん、桂吉弥さん、桂春蝶さんの4名です。
皆さんとっても面白かったのですが、その中でも私のお気に入りは、桂吉弥さんです。

千客万来 今日の演目演目は古典の「茶の湯」。
お店を息子に譲ったご隠居さんが、暇つぶしに、茶の湯を始めようというで、まずは小僧の定吉を相手にお茶をたてようというのです。落語では、こういう時によく定吉という小僧が出てきますね。
その定吉にお抹茶を買いに行かせたのですが、色がお抹茶に近いということで、うぐいす餅に使われる「青きな粉」を買ってきてしまいます。きな粉ですから、茶筅でシャカシャカしても、あの細かい泡は立ちません。
そこで、ご隠居さん、泡を立てるために、今度はムクの皮の粉を買いに行かせたんです。ムクの皮というのは、今で言う石鹸なんだそうです。そりゃ、石鹸を入れてシャカシャカすれば泡は立ちますけどねぇ。
でもお抹茶とは程遠いひどい味。それでも、知ったかぶりのご隠居さん、そのお茶碗の端までモコモコになった泡を、フーッフーッと吹いて除けながら、そのお抹茶もどきを飲み、定吉に「おまえも飲め!」と飲ませます。
こんな調子でメチャクチャな茶の湯です。

落語とか本を読んだ時って、人それぞれに頭の中に、その情景が浮かびますよね。落語は、耳からの情報が頭に入って、それが頭の中で映像に変わるという点も面白さかな~と思うのです。機会があったら寄席に行ってみるのも楽しいですよ~
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