ワタナベオイスターの工場見学記 渡辺オイスター研究所

ワタナベオイスターの新社屋&工場見学記

《 目 次 》

第1話 八王子に向けて出発~!
第2話 小旗を振ってお出迎え~
第3話 まず研究棟の中を見学しま~す
第4話 細胞培養室から品質管理室まで巡ります
第5話 防塵服の楽しい試着体験と濃厚なスープの試飲

第6話 「うかい烏山」にて夕食会

ワタナベオイスターのページもご覧くださいませ

≪第1話 八王子に向けて出発~!≫

7月14日・15日の連休に、ワタナベオイスターの新社屋と工場の見学に行って来ました。ワタナベオイスター研究所は東京の八王子市にあります。

何年か前、旧社屋の時に見学に行ったことはあったのですが、平成28年に新社屋が建ったので、今回の再訪問となりました。


以前からこのお誘いは受けていたのですが、スケジュールがなかなか合わず、ようやく今回行けることになりました。

天気予報は雨でしたが、なんとか持ちこたえてくれて、曇り空の中、出発で~す。


新大阪の新幹線乗り場は、連休のせいでしょうか、まだ朝早いのにたくさんの人、人、人。

のぞみに乗ろうとホームで待っていると、暇なのでいろんなことが耳に入ってきたり、目についたり面白いですよね。


1本前の列車が発車しようとする際、ホームに立ってマイクを持ってる駅員さんが、「○○色の服を着た女性の方、黄色い線までおさがり下さい!!」「お子さんを肩車されている方、肩車はおやめください!」など、安全のためにいろんなご注意を呼びかけています。

洋服の色までご指摘とはさすが!凄い!
こうしてホームの遠くの方までチェックするには、駅員さんは目も良くないといけないんでしょうね~~。


さて、定刻通りに新大阪駅を出発した新幹線は無事に新横浜駅に着きました。車内ではほとんど寝ていた私…。

ここからは、横浜線に乗り換えて八王子駅を目指します。


新横浜から快速で約50分ほど。知らない場所はなぜかメッチャ遠くに感じますよね~~。そして、ようやく八王子駅に辿り着きました~~。

さて、ここから集合場所の京王プラザホテルに向かいますよ。歩いて2分だからすぐそこのはず。
でも、う~~ん、どっちの方向やろ?

スマホの道案内で見ればイイんでしょうけど、なんかめんどい。誰かに聞いちゃおっと。

でーー、駅ビルの中にある本屋さんに入り、店員の女の子に尋ねると、笑顔で「はい、こちらですよ~」と、どんどん店を出て、後ろを振り返ることもなく、私の前をトコトコ歩いて行くのです。


ビルの端っこまで行って右方向を指差し、「あの建物です、わかりますか~?」とご親切に案内してくれました。

関西の人もたいがい親切な人が多いですが、八王子の人もホントに親切です。
ありがとうございます!
こうして無事にホテルに到着で~す。


≪第2話 小旗を振ってお出迎え~≫

全国各地の薬局薬店の方々が八王子駅前の京王プラザホテルに集合しました。
夜には再びここに戻って来ます。

さて、ここからは観光バスで会社までビュー――っと直接連れて行ってくれるのでありがたいです。

途中には歌手のユーミンさんのご実家である、「荒井呉服店」もありましたよ。
へ~~っ、ほ~~っと見ている間にサーーッと通り過ぎましたけどね。(笑)

その後、バスは20~30分も走ったでしょうか。だんだんと緑豊かな景色となってきました。

そろそろワタナベオイスター研究所に到着です!

会社の正面玄関に到着すると、渡辺社長をはじめとして、社員さん全員集合ーーーかと思われるほどに、たくさんの社員さんたちが小旗をパタパタと振りながら、笑顔で私たちの到着を歓迎してくれています。
嬉しい!!

渡辺社長が会社の玄関で、私たち薬局薬店の一人一人と握手をしながら、会社の中へと迎え入れてくれました。

白を基調とした清潔感溢れる社内です。

早速、上の階に上ると、そこは広々とした会場になっていて、私たちはそれぞれ指定された席に着きます。

一つのテーブルに4人ずつです。この単位で、後から会社の中を見学してまわるのだそうです。

まず最初に、渡辺貢社長のご挨拶から始まりました。

ワタナベオイスター研究所の創設者であり、会長でもいらしたお父様の渡辺富雄さんのお話から始まります。

残念ながら104才ですでに亡くなられているのですが、亡くなる直前まで本当にお元気だったそうですよ。
社長曰く、元気に亡くなっていったと。理想的ですよね。

当然ながら、長年に渡ってワタナベオイスターを服用されてたいたそうです。

私は、何年か前に旧社屋の時の工場見学の際に、お会いしたことがありました。
とっても優しくて笑顔がチャーミングな会長さんでした。私は密かに“トミー”と呼んでおりました。(笑)

さて、その富雄会長が戦争に行き、戦闘中に、一人の軍医さんを助けたんだそうです。
そして、野戦病院でその軍医さんと色々なことを話し合ったとのこと。

好き嫌いの多い人は、戦地での厳しい環境の中で脱落したり、亡くなっていくのを目の当たりにし、その軍医さんと相談したそうです。

その結果、「牡蠣が良い!!」ということになって、富雄会長は、「これをいつか世に出したい!」という志を持ったそうですよ。

栄養豊富で、しかもみんながいつでも手軽に摂れるもの、それが「牡蠣肉エキス ワタナベオイスター」誕生のきっかけだったそうです。素晴らしいですね!

 
≪第3話 まず研究棟の中を見学しま~す≫

次は、渡辺社長の企業理念のお話に続いて、会社のDVDを観る時間です。

これによって、ワタナベオイスター研究所のことが大まかにわかるような内容になっています。

これを観ておいてから、後で、実際に研究棟や製造している工場や、品質管理室など社屋の中を案内してもらいます。


ワタナベオイスター研究所では、牡蠣のエキスを抽出する方法を独自に開発して、「健康食品GMP基準」という、とても厳しい基準を、全国に先駆けて取得したそうですよ。東京ではワタナベオイスター研究所が初めてだったとか。

製法は「減圧濃縮抽出法」というもので、2度抽出するんだそうです。
そして、いろんな部署で製品の試験をしています。

例えば、錠剤が溶ける時間や硬度を確認したり、生菌を調べたり。

また、生産管理課という部署は、湿度、温度をきちっと管理されたクリーンルームで行われ、他にも物流管理課や、学術部もあります。


さて、DVDの鑑賞が終わると、いよいよ4~5人のグループごとに分かれて、社内を案内していただきます。

最初はまた1階に降りて、用意されていたドナルドダックの足のような可愛いサンダルに履き替えて、隣の建物の研究棟へ移動します。


まずは、総合分析室とオイスタールームから見学です。

ガラス張りの部屋の中には私たちは入ることができませんが、室内にいらっしゃるパリッとした清潔な白衣を着た研究員の方々がマイクで丁寧に説明をしてくれます。


総合分析室には、LC‐MS/MS(エルシーマスマス)という精密な分析機器があり、これによって天然物である牡蠣の中に含まれる成分を分析して調べたりしているそうです。

ワタナベオイスターに含まれる重要な成分の一つである、活性酸素を消去する働きを持つ「DHMBA」もこれによって発見され、第39回日本睡眠学会で渡辺社長がそれについて発表し、その演題がベストプレゼンテーション賞を受賞されました!

LC-MS/MSでは、「DHMBA」の濃度を測定したりもできるんだそうです。


さらには、マルチラベルリーダーと、原子吸光分光光度計という機器もあり、亜鉛などの微量元素を測定しているそうですよ。ここでは、オレンジ色に輝く亜鉛の炎を見せていただきました。

オイスタールームでは、実際に水槽でマガキの飼育をしています。ここでは北海道の牡蠣を使っているんだそうです。

水温を15℃の保ち、牡蠣の生態と生理作用を研究されています。そこにあった緑色の液体は、牡蠣のエサなんだそうです。牡蠣はプランクトンなどを食べてるんですって。



≪第4話 細胞培養室から品質管理室まで巡ります≫

さて次は、細胞培養室へ移動です。

ここでは、血液脳関門モデルを使って、細胞レベルでの研究を行っています。

ワタナベオイスターの大きな特徴の一つとして、活性酸素を消す力が大きい新規抗酸化物質「DHMBA(ディーバ)」が含まれていることが確認されています。

そして、この細胞培養室で行われた、血液脳関門モデルを使った実験において、そのDHMBAがちゃーんと脳の中に入ることが確認できたのだそうですよ。

これは凄い証明ですね!脳の中に入ってこそ、その働きが活かされますもんね。

この部屋には、他にも、位相差顕微鏡というのを使って、細胞を生きたまま観察したりしてるそうですよ。

さあ、では次へ参ります。次はプランクトン培養室です。

ここでは、牡蠣のエサである食物プランクトンの研究をしています。
食物プランクトンの濃度を求めたりなど、牡蠣にとって最適なエサを研究している場所でした。

牡蠣にも人間と同じように好き嫌いがあるんでしょうかねぇ。(笑)
栄養豊かな牡蠣に育つにはどんなエサが良いのかという点は、確かに大事ですね~。

さて、この研究棟での最後は、品質管理室です。ここでは、崩壊試験、水分試験、重量試験、硬度試験、生菌試験などを行っています。

崩壊試験は、製品となったワタナベオイスターの錠剤が、実際にどの程度の時間で溶けるのかを機器で調べています。

崩壊時間を計測して、基準の時間内にちゃんと崩壊していることを確認するんだそうです。

次の水分試験はワタナベオイスターの錠剤に含まれる水分量を測ります。水分が多いと品質が悪くなったりするので、大事な試験なのですね。

重量や硬度もしっかり試験をして調べます。ひと粒ひと粒にきちんと責任を持って作られているからこその試験ですね。

生菌試験は、製品に菌が付着していないかを調べる試験です。

安全な製品を届けるために品質管理が徹底されているのがよくわかりました。

以上で、研究棟での見学は終了し、本社屋に戻りま~す!次は何があるのかな~~。

もう少し時間に余裕があったら、もっとじっ~くり見たいな~と名残惜しい気持ちですが、研究棟の皆様、ありがとうございました~♪


 
《第5話 防塵服の楽しい試着体験と濃厚なスープの試飲》

さて、研究棟から再び本社屋に戻ってみると、テーブルの上には山のように積まれたプリップリの牡蠣の山が…。

ほ~~っ!これがエキスを抽出された牡蠣なんですね~!

そんなてんこ盛りのプリプリ牡蠣たちと早速、記念写真を撮りましたよ。

そのあと希望者には、実際にクリーンルームで製品の充填や梱包などをされている社員さんたちと同じ防塵服を着ることができるコーナーが設けられていたので、もちろん、着ま~~す!!

ということで、早速試着です。これが実際に着てみると、まあ、大変!!暑いのなんのって!!(笑)

まず、つなぎの服にやっこらさっと足を入れ、袖を通して、首元まで締めると、続いて手袋、大きなマスク、帽子、そして靴まで。もう、見えているのは「目」だけ。
誰が誰だかわかりゃしない。

暑い時期だったこともあり、とにかく暑い!!
これを一日中着たまま作業をしている社員さんたちを心の底から尊敬します。

記念にと、この姿も写真に撮ってもらいました。(これが私だって誰もわからへんけど。笑)

そして次は、いよいよ本社屋の中にある工場の見学です。

まず原料の牡蠣は、生牡蠣検査を行い、これに合格したものだけを使うそうですよ。安全第一ですね!

それから、1回につき300kgもの牡蠣を、真空レオニーダーという大きな機械に入れて、減圧濃縮法という特許を取得した最先端の製法で牡蠣肉のエキスを抽出し、牡蠣の身と煮汁(抽出成分)に分けます。

そして、もったいないような気もしますが、牡蠣の身の方はこの後、処分してしまうのだそうです。

次は、牡蠣のエキスがたっぷりと入った煮汁とアルコールを合わせて、攪拌レオニーダーという機械に入れると、上澄み液と沈殿物に自然に分かれるのだそうです。

この上澄み液の方はワタナベオイスターのドリンクになり、沈殿物の方は錠剤になっていくんですよ。

上澄み液に含まれる成分と、沈殿物に含まれる成分には違いがあり、そのため錠剤とドリンクの成分にもそれぞれ違いができるので、目的に応じた使い分けができるというメリットがありますね!

こういう使い分けができるのは、このワタナベオイスターならではですね。

さて、工場を後にして、今度は第一充填室に移動です。ここはGMP基準に基づいたクリーンルームです。

皆さん、先ほど試着させていただいた防塵服を着てお仕事をされています。

自動充填機によってビンに充填された錠剤は、サーボキャッパーという機械で自動的にきっちりと蓋が閉められ密閉されていきます。

さらにオートラベラーでビンにラベルが張られ、この時、賞味期限も印字されていきます。

そして、その後はさらに丁寧に、製品の1本1本を、社員さんたちが目視によって異常がないかチェックしていきます。

次に製品たちは、第2充填室に移動し、ここで1本ずつ箱詰めにされていきます。

こうして徐々に私たち薬局の元へ送られてくる準備が整っていくんですね。

次に隣の部屋へ移動すると、そこには6錠ずつの分包を充填する自動充填包装機があり、これは目視でチェックできないため、さらにX線検査機を通して、異物の混入がないかをチェックしていくそうですよ。

最後は物流管理課です。
ここでは、出来上がった製品を私たち薬局に送ってくれるための梱包がされています。
この会社の梱包は以前から物凄く優れていて、お店に届いた段ボールを開けた時に感動するくらい素晴らしくて美しいんです。

数年前に、まだ新しい社屋になっていない時に一度見学をさせていただきたことがあるのですが、その際に、梱包チームのリーダーだったHさんという女性の社員さんとお会いしてそのことをお伝えしたら、大変喜んでいただきました。

今回の新社屋と工場見学においても、私はそのHさんとの再会をとても楽しみにしてました。

会社に到着して早々にお会いできて、凄く嬉しかったです~!
お変わりなくお元気そうで何よりでした。
実は防塵服の試着の際も、彼女に手伝ってもらって着たんですよ。

こうして、新社屋と工場の見学工程が全て終わり、最初の広いお部屋に戻ると、そこで待っていたのは、出来たばかりの牡蠣肉エキスのスープ(上澄み液)と牡蠣の身でした。
温かいスープは濃厚で実に美味しかったです。お代わりまでしちゃいました(笑)。
めっちゃ元気が出そうな味です。

牡蠣のエキスを抽出し終わった身の方は、まあ、エキスの抜けたものですが、形は全然崩れたりしてなくてそれなりに美味しく(笑)、熱を加えられた後なのに、凄く大きいままでふっくらしていてびっくりしました。

そして、沈殿物のいずれ錠剤になる部分も今回は試食させていただけました。

耳かきいっぱい程度の少量を口に入れると、練りウニのようなねっとりとした舌触りで、わずかにアルコール分のツーンとした感じがあり、塩辛い味でした。
どうもご馳走様でした~♪

以上で見学は終了で、この後はお楽しみの夕食の会場へ移動で~す。



 《第6話 「うかい鳥山」にて夕食会》

さて、見学を終えた私たち一行は再びバスに乗り、奥高尾にある炭火焼きのお店「うかい鳥山」に向かいます。

数年前の工場見学の際にも連れてきていただいた美味しいお店です。
だいぶんお腹も空いてきました。(笑)

バス一台通るのがやっとという細い道を、運転手さんは慣れているのか上手に通り抜け、お店に到着しました。

山間のうっそうとした木々に囲まれた中に、合掌作りの風情ある建物がとてもしっくりと溶け込んでいます。

雨で湿った石段をゆっくりと上がっていくと玄関があり、靴を預けて中へ進んで行きます。
そして広いお座敷に案内されました。

懐かし~い!!そうそう、あの時もこんな感じだったわ!きょうで2回目のうかい鳥山です。

4人ずつのテーブルで席が決まっていました。

椅子に腰掛けると、テーブルの真ん中には小さな囲炉裏があり、銅板みたいなものがセットされています。この上にお肉や野菜を乗せて焼いていくんでしょうね。
楽しみ~~~♪

さて、まずはビールを注いで乾杯で~す!
最初のお料理は、胡桃豆腐など4品の先付けです。これだけでもお酒のあてに良いですね。

次に、珍しい鯉の洗いが出てきました。酢味噌でいただきますよ。コリコリしてて美味しい!

して、次に鮎の塩焼きです。私、鮎は大好き!!これがまた適度な塩加減でサイコー!!

こちらの名物、笹竹の中に入った冷酒もいただいちゃいます。

そしてついにこちらの名物料理、炭火焼きの登場です。

鶏肉やお野菜たちが、串に整然と刺されて、美しく籠に盛られています。しし唐、シイタケ、白ネギ、ジャガイモ。

まずは鶏串とジャガイモ串を乗せ、その隙間にしし唐を並べました。テーブルで同席の先生方とのお話も弾み、飲んで、食べて忙しいことです。(笑)

じっくりと焼いたお肉は歯ごたえがあり、とっても美味しかったですよ!お酒もすすみ、このころには、わたくし、白ワインのグラスを傾けております。

お食事が一段落したところで、蛍の鑑賞タイムが始まりました。

窓際に全員が集まり、室内はもとより庭の灯も全て消されると、辺りは漆黒の闇に包まれました。

私は窓際の椅子に腰かけ、今か今かと暗闇を見つめ、息をひそめて蛍待ち。なんせ、生まれて初めて蛍の光を生で見るのですから、もう、ワクワクが止まりません。

しばらく待っても光らない、きょうは蛍はいないのかと、諦めかけたころに……、
「あっ!!光った!!あそこ!」
「お~~~~っ!!」
と、ようやく蛍ちゃんの登場です。
感激~~!!

あちらこちらで、幻想的にふわ~っと光ったかと思うと、その光がす~~っと弱まり、またふわ~~っと強い光に。

まるで光が息をしているようです。時々、蛍が飛ぶのか、その淡い光がす~~っと弧を描き、宙を舞います。

時が経つのも忘れるくらい幻想的な情景にひたっておりました。あ~~、楽しかった!!

そして、夕食会もお開きとなり、私たちは宿泊先のホテルへと帰りました。長くて有意義な一日でした。

ワタナベオイスターの社員さんたちも、どうもお疲れさまでした~~。
ありがとうございました。(^^♪


 
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