こんにちは
師走に入り、今年もあと1ヶ月足らずとなりました。今年は本当に大変な年となりましたね。しかし、ワクチンが開発されて、少し希望が見えてきました。
この地元宝塚の歌劇も、春以来、一時感染者が出たりしたこともあって、休演が続いていた時期もありましたが、最近は徹底した感染防止策をとった上で、通常通り開演されるようになりました。
11月の勤労感謝の日、ホントにホントに久しぶりに、宝塚の星組公演を観に行ってきました。とはいっても、宝塚大劇場ではなく、いわゆる”外箱”と言われる、大劇場以外で行われる舞台です。
ということで、今回は梅田芸術劇場まで行ってきました。私にとっては、この星組の男役、礼真琴さん(こっちゃんと呼んでおります)がトップになってから初めての観劇です。
演目は「エル・アルコン鷹」。こっちゃんは、イギリス貴族の海軍士官の役で、いつかスペインに亡命して七つの海を七つの空を見るという野望を持ち、そのためには冷徹なこともやってのけるというストーリーです。
ところが、あと少しで、その夢が叶うというところで殺されてしまいます。でも、そこは宝塚ですね

天国で恋人と幸せに過ごしているという、それはそれは美しいエンディングでした。宝塚の舞台には、こういう演出は多いのだと、先ほどの宝塚事情通のスタッフがまたまた教えてくれました

「ふ~ん、なるほど、そうなのか。単なる悲劇で終わらせないところが宝塚なんだ。」と妙に納得する私。
さて、お芝居の後は、歌とダンスのショーです。こっちゃんの歌の上手さには定評があり、実に素晴らしい

声は人によって好みがあると思うのですが、私は、こっちゃんの歌声が大好きで、とても心地良いんです。ダンスもキレッキレで素敵です。
メガネを頭の上にずらしてオペラグラスをのぞいたり忙しいことです。こっちゃんの歌の中で「レイッ、レイッ、レイ~

レイッ、レイッ、レイ~

」という歌詞が何度も繰り返されたので、帰りの電車の中で、私の頭の中は、レイッ、レイッ、レイ~

(笑)