こんにちは。梅雨の季節になってきましたね。
薬局の玄関先の紫陽花の鉢植えも、今年も可愛い花を咲かせてくれています。
昔と比べると品種改良が進んだせいか、紫陽花の種類もすっごく増えましたよね。
薬局の紫陽花は「手毬」という品種で、ほんとに手毬のように丸っこくてかわいい水色のお花が咲いています。
一時はすごく大きく成長したのですが、この1~2年はちょっと小ぶりになってきました。
もっと栄養をあげないといけないのかもしれませんね。反省。(^_^;)
人間も植物も栄養が大事ですもんね。
植え替えて、土ごと栄養豊富なものにしてあげた方が紫陽花も喜んで大きく成長してくれるかもしれませんね。
さて、この時期の特徴は「湿気」「湿度」ですよね。
人間の体も自然の環境に大きく影響を受けますから、「水」にからんだお悩み症状が現れたりします。
雨の日に限って頭が痛くなるとか、身体が浮腫むとかですね。
先日も、朝から身体全体が浮腫んで困るというご相談の方が来られました。
「五苓散」という漢方薬を飲んでいただいたところ、後日、とてもスッキリしたと笑顔で報告してくださいました。
身体の中の水の巡りは、人によってうまくいく人と、ちょっと停滞してしまいがちな人がいらっしゃいます。
浮腫みやすいということは、後者のタイプですね。そういうタイプの方が過剰に水分を摂っていると、水がちゃんと尿として排泄されずに余計なところに溜まってしまい、浮腫みという症状が現れることがありますね。
漢方薬は体内の余分な水がちゃん外へ出ていくように働いてくれます。
なかなかやりますね、五苓散!