「開竅」とは「閉じている、塞がっている、詰まっている」というような状態を開くという意味です。
「竅」という字には「穴」という意味があります。
気血の通り道を経絡と言いますが、何らかの原因で、そのどこかに詰りが生じて閉ざされてしまうと、ひどい場合には意識障害が起こったりします。
中国では、高熱で意識朦朧となった時や脳梗塞や脳出血などの血管障害が起きた時に、香りの強い生薬の「「芳香開竅薬」を用いて邪気を除き、意識をはっきりさせるという方法が用いられてきました。。
私たちの日常の暮らしの中で、意識障害とまではいかなくても、ストレス(邪気)によって、気分が塞いだり、なんとなくスッキリしなくて心がモヤモヤしたりすることは時々ありますよね。
「病は気から」というという言葉もありますが、ストレスによって「気」の流れが滞ることで体調不良を起こしやすく、さらにそれが何らかの病気にまで発展してしまう可能性も十分にあります。
そんな時は、この「芳香開竅薬」を使うと、邪気を払い、気分をスッキリさせることができます。
この「芳香開竅薬」と言われるグループの生薬と、他の生薬とを組み合わせてできている商品がいくつかありますので、ストレスの多い現代社会においては、こういった漢方薬をうまく活活用して、明るい気分で毎日をお過ごしになられることをお勧めします。
常に明るく機嫌良くしていることが、健康を保つための基本ですね。
【牛黄(ごおう)とは】
牛の胆嚢や胆管の中にできた結石を乾燥させたもので、古来から漢方薬の一つとして多くの人たちに使われてきました。今から2000年以上前の中国最古の書物にも記されている歴史の長い漢方薬です。
牛1000頭~10000頭に1頭くらいしか見つからないため値段も高く、「高貴薬」と呼ばれたりもします。最近は殊にお値段が高騰してきています。
日本でも、あの有名な水戸黄門様が印籠の中に牛黄を入れていたそうですよ。
牛黄が配合された漢方薬の製剤はいろんな種類がありますので、わかりにくい点もあるかもしれません。今のあなたの症状にはどれが良いのか、お気軽にご相談下さいね。
【牛黄(ごおう)の作用】
東洋医学的な観点から言うと、牛黄の代表的な働きは「開竅作用」です。
「開竅作用」というのは、「邪によって塞がれてしまった状態を開く」という意味です。
また、牛黄には次のような作用もあると言われています。
(1)強心作用
心臓の筋肉の収縮力を高めて、強心作用を現し、動悸、めまい、むくみなどを軽減します。
(2)鎮静作用
脳神経の興奮を和らげる鎮静作用によって、イライラや不眠などを鎮めます。
(3)赤血球新生促進作用
赤血球を増やすことで、貧血や立ちくらみ、血色不良などを軽減します。
(4)血圧調整作用
毛細血管を拡張して、血行を改善し、肩こり、頭痛、めまい、のぼせなどを和らげます。
(5)利胆作用
肝臓の働きを助け、胆汁の分泌を盛んにすると共に、肝臓の働きを助けます。
(6)抗炎症作用
炎症やそれに伴う血管透過性を抑えます。
(7)解熱作用
病気をこじらせて体の内に入り込んだ熱を体外に発散させます。
(8)血栓改善作用
血栓の生成を抑えるので、血液の流れを改善します。
(9)鎮痙作用
手足のけいれんや腹痛、さしこみなどを軽減します。
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