妊活(不妊)相談 インタビュー 不妊治療中の気持ちが語られています

妊活(不妊)治療で妊娠した方のインタビュー記事


妊活(不妊)相談に来ていただき、約1年後に赤ちゃんが授かった女性に、インタビューをさせていただきました。
ご相談に来ていただいた時は39才、妊娠されたのが40才、出産されたのが41才でした。

長時間に渡るインタビューでしたので、10回シリーズでお届けします。
以下の会話は、その時の言葉通り、忠実に再現しております。

不妊治療中だった時の大変さや、悩み、辛さなどをとても正直に語って下さいました。
ぜひお読みになってみてくださいね。


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【第1回】

―――きょうはよろしくお願いします。〇〇ちゃんが産まれて9ヶ月くらいになりますけど、今のお気持ちは?

「う~ん、結構大変。(笑)不妊治療してた時も結構大変だったんですけど、産まれてからの方が大変(笑)。」
 
―――物理的に?

「あっ、そうです。時間的にも。」
 
―――わ~~い、嬉し~い、っていうのは?

「もちろん嬉しい気持ちはあります。(笑)」
 
―――ご結婚してどのくらい経ってから赤ちゃん欲しいなと思い始めました?

「いやもう、結婚してすぐからずっと欲しいなって思ってました。」
 
―――結婚なさったのはおいくつの時?

「う~んと、8年前なんで、33才とかくらいですね。」
 
―――赤ちゃんすぐにできてもいいわ、って思ってたのよね?

「思ってましたけど。でもどっちかというと、仕事(お店)の方が忙しかったんで、赤ちゃんのことは、考えてはいますけど、日々とにかく過ぎていくっていうのが早くて。あっという間で。」
 
―――で、本当に赤ちゃんが欲しい!って思い始めたのはいつ頃から?

「今から3~4年前くらいに、私の父が亡くなって。それで結構、表には出してなかったんですけど、本当は孫の顔が見たいっていうのもきっとあって……。で、もう、ちょっと……亡くなったっていうのもあって、これはやっぱり真剣に、あの~、子供作るっていうことを考えた方が良いねっていう話をして。でまあ、今までは、病院に行くまでの話はしなかったんですけど…。」
 
―――その時、お父さんが亡くなられたのがきっかけで、病院に行こうという話になったのね?

「そうです。」
 
―――その時は、ご結婚して何年くらい経ってました?

「5年ですね。」
 
―――それまでは、自然にそのうちできるわって思ってた?

「そうです。私、自分もスゴイ健康で小さいころからきてたんで、まさか赤ちゃんができないっていうのが自分にはないって思ってたんで…。そのころ、結構仕事(お店)が忙しくて、急激に体重が落ちたんですよ。今より13キロくらい減ってて、急に8キロくらいガーンて減った時期があったんで、だから、できないのは、そういうのも関係あるのかなと思ってて。
まさかそんな、自分が不妊だとは思ってなくて。」
 
―――欲しいのになかなかできない時期って気持ちとしては辛かった?


「そうですね、不妊治療を始めてからは辛かったですね。始めるまでは、いずれできるだろうくらいに思ってて。」

―――お父さんのことがあるまでは気持ち的には余裕があった?

「全然余裕でした。だからちょっと他の人より感覚が違うかもしれないですけど。ちょっといい加減焦った方が、たぶん年齢的にも良かったはずなんですけど。周りから結構、言われてはいたんです。」
 
―――言われてたんだ。

「言われてました。母親とかからも、『そんなん言うたらあかんけど…、仕事忙しすぎるからちょっと難しいの?』みたいな感じで結構言われてました。」
 
―――お父さんも待ってらした?

「だと思います。でも父親は、あんまり自分のことを言わない人だったんで。でもまあ、凄い子供好きっていうのは知ってたんで、まあ一番思ってるだろな、と言うのはわかってましたけど。
なんかこう、実感として、辛いなあとかそういうのではなくて、あまりにも仕事(お店)が忙しすぎて、自分の事、生活の事とか、仕事の事ばっかり考えてて。あんまり不妊治療に頭がいかなかったまま歳月が流れてしまって。」
 
―――ちょっとこれは…、と思ったのがお父さんのこと?

「そうですね。それがきっかけで、何とかしないとって。」

   
 この続き【第2回】は次回にお届けしますね。



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前回の続きはこちらからです。どうぞご覧下さいませ。

【第2回】

―――うちのお店に相談に来ようと思ったのは、どんなきっかけで?

「その時は、不妊治療を始めてもう一年くらい経ってたと思うんですけど、足の毛細血管がスゴイ浮き出てて、立ち仕事だから、どんどんひどくなってて。
で、不妊てやっぱり冷えがダメだとか言われてるじゃないですかーー。
だから、血行が悪いんだろうなっていうのは自分であったんですよ。でー、見た目だけじゃなくて、感覚として、痺れが凄くひどくて。それで、不妊治療もしてるし、ケミカルなものよりは、漢方薬とかで何とかできないかなと思って。
で、たぶん自分の体がよろしくないと、子供もできないだろうとは思ってたんで、それで漢方飲んでみようかなと思いました。」

―――病院での治療は、最初はタイミング療法でしたよね?

「そうです。タイミング療法は結構長い時間取ってて。1年弱か…半年以上はしてて、それから人工授精でしたね。それに切り替わるころに、こちら(トーユーファーマシー)に来始めて。最終的には体外受精でした。」
 
―――そうでしたね。その人工授精を始めたころは、ちょっと焦りが出てきたころ?

「う~~ん。なんでこんなにできないんだろう、っては思ってましたね。でもひとつの原因が、病院に行くことでわかったので。
子宮がちょっと奇形の形で、やっぱり妊娠しにくいっていうのがわかったんです。」
 
―――原因の一つがわかって、気持ちは少し楽になった?

「そうですね。まあ、人によっては手術してからまた不妊治療っていう場合もあるらしいんですけど、幸い、そんな手術をせずにすんで。それでも妊娠してる人がいっぱいいて、普通にお産した時に『あっ、この形だったんですね』って、後からわかる人もいるくらい。それが直接的な原因じゃないかもしれないけど…ぐらいだったんで。
何となくホッとはしましたね、理由がわかって。」

―――治療をしてる時って、何もしていない時よりは、楽な気分でした?

「そうですね。なんか前に進んでる感じがしたから。できないのはなんでだろっていうよりも、理由がわかって。
やらないといけないことを淡々とこなす、じゃないですけど、『ま、次、病院行って!』みたいな感じで、なんかこう…トライじゃないけど、なんか行動を起こしてるっていう意味ではちょっとまだ…。
でも常に『ああ、またダメか…』っていうのはありましたねぇ。」
 
―――繰り返しやってみるけどダメっていう…?

「そうですね、はい。」
 
―――そういう時期って、例えば、赤ちゃん抱っこしてるお母さんを見た時とか、きつかった?

「あーあーあーーー!!きつかったですね。
お客様って、お子様連れで来る人、結構多いんで、『(この人たちと)何がどう違うのかなぁ~?』っていうふうには思いましたね。『なんで私だけできないのよぉ!』ていうふうな感じまではいかなかったですけど、『何がこう違うのかなぁ…』とか、若くで産んでる人なんかいらっしゃったら、『いいなぁ…』とは思いましたね。
なんでもっと早くにしとかなかったんだろっていうふうな気持ちはありましたね。」
 
―――早い時期にもうちょっと真剣に考えてみたらよかったって?

「そうですね、はい。」


この続き【第3回】は、次回にお届けしますね。


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