妊活で夫婦の温度差を感じる時
妊活中の女性の不満の一つとしてよく言われるのが、「夫婦の温度差」についてです。
「そろそろ私たちも赤ちゃんが欲しいね~♪」
ご夫婦二人が、同じころに同じように思う場合もあるでしょう。
また、女性の方が男性よりも先に、赤ちゃんが欲しいと思い始めることも多いようですね。その場合は、パートナーである男性にもその気持ちを伝え、一緒に妊活を始めていくことになります。
妊活は本来ご夫婦二人でしていくものですが、続けていくうちに、お互いの間に気持ちのズレが生じたり、相手の行動や言葉に腹が立ったり、傷ついたり、というようなことが起こってくるという話はよく聞きますね。
こんな時、特に女性が感じることが多いのが「妊活に対する夫婦の温度差」ですね。
では具体的にどんな場面で、どんな風に感じるのでしょうか。次にあげてみましょう。
◆タイミングの日は気が重い…と感じ始める男性
まずは病院へは行かずに自然な妊娠を目指すか、あるいは病院へ行ったとしても、初めはタイミング療法から始めることが多いですね。最初のうちは、男性も協力的で、排卵日の頃に合わせて性行為をすることに積極的であることが多いようです。
しかし、理想通りにすぐに願いは叶わずに、赤ちゃんが授かるまでには月日がかかることも多いのが現実です。
2~3ケ月で結果が出れば嬉しいのですが、数ヶ月、半年と時間が経っていくと、特に女性の場合は焦る気持ちが出てくるのが普通です。
「なんで赤ちゃんできないんだろう…。」
1ヶ月の間の限られたわずかなチャンスを無駄にしたくないと思う女性の気持ちもわかります。
そのチャンスを逃すと、また1ヶ月待たなくてはいけないのですから、焦りや追い詰められた気分になるのも無理はありません。
女性の方が、赤ちゃんが欲しいという気持ちが強いことも多いですし、特に女性の場合は妊娠できる年齢に限りがありますから、余計にそういった気持ちにもなりやすいのでしょう。
しかし、早く赤ちゃんが欲しいと思う気持ちが高じて、女性が排卵日に神経をとがらせるようになっていくと、男性側はだんだん自分が子作りのためにしか必要とされていないような気持ちになっていく場合もあるようです。
本来、お互いの愛情表現の一つとして求めるはずのものが、なんだか義務や仕事のように感じてきてしまいます。
また、なかなか妊娠しないのは、自分に責任があるのかと、プレッシャーを感じてしまったり。
そうなってくると、男性は「排卵日」が近づいてくると、だんだん憂鬱になってきます。そして、女性から言われていても、仕事のせいにしたりして、わざと帰宅時間を遅くしたり、お酒を飲んで帰ったり…。
女性も焦りから感情的になり、そのことが原因で喧嘩になってしまうことも…。
また、性行為というのは、男性にとってはデリケートなことでもあるので、その日の体調や、プレッシャーによって、肝心な時にうまく行為ができない場合も生じてきたりします。これもお互いにとって辛いことですね。
そんな時に万が一、女性からきつい言葉を投げ掛けられたりすると、かなりなダメージになってしまうこともあります。
こんな風にお互いがピリピリした状態では、赤ちゃんが二人の元へ来ようとは思ってくれないかもしれませんね。
でも大丈夫!ちょっと頭を切り替えてみましょう!
◆もう一度、妊活の原点に立ち戻る
「私たちの赤ちゃんがいたら楽しいね~♪」
二人の間に授かる赤ちゃんは、「私たちの」赤ちゃん、のはずですね。産むのは女性ですが、「私だけの」赤ちゃんではないはずです。
二人の暮らしの中に、二人の可愛い赤ちゃんが誕生し、二人でその赤ちゃんを育てていく中で、楽しいことや幸せを感じることがたくさん経験できるのです。
妊活を続けていく中で、いつの間にか、お互いが自分の気持ち優先になってしまい、相手の気持ちをくみ取る余裕がなくなってしまうことがあります。そうすると先に書いたようなピリピリムードになってきてしまいますね。
まずは、「私たちが今以上に幸せになるために赤ちゃんが来てくれたらいいね。」という原点の気持ちに戻ってみてはいかがでしょうか。「今」が幸せで、ご夫婦仲良く過ごしている延長に赤ちゃんはやってくるのではないかなと思います。
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