まずは「老化」というものを漢方的に見てみましょう。
五臓のうち、まず老化に一番関係の深い働きは「腎」なんです。
でも漢方の世界でいう「腎」というのは、西洋医学的なイメージの「腎臓」とちょっと違います。
もちろんよく知られている腎臓の働きも含みますが、漢方的には、それ以外に「生命力の根源」というような意味をもっています。
ですから成長や発育、生殖に関すること、さらにホルモンや、脳、骨、歯、髪の毛、耳、足腰などとも深く関わっています。
ほら、年をとってくると、性機能が衰えたり、閉経になるし、骨粗しょう症、白髪や脱毛、歯が抜ける、耳が遠くなったり耳鳴り、物忘れがひどい、腰がだるいなんてことが起こってきますでしょ~?
これらはみんな「腎」が衰えてきた証拠。それはつまり、生命力の源が枯れてきちゃったってこと。
これを「腎虚」といいます。
ですから、「腎」を補ってあげれば、老化を防いで長生きできるってこと!
「腎」は海の塩辛さや黒い色と関係があるので、魚や貝、海草、黒豆、黒ゴマなどがオススメです。
くるみやヤマイモも◎
《よく使う商品》
腎を補うには「六味丸」「八味丸」など漢方がオススメ。
お茶代わりにトチュウやクコの実などを煎じて飲むのも○。
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