こむら返りのお話宝塚の漢方薬局 | トーユーファーマシー

こむら返り

「あっ、まずい！足つりそう！」と思ってもいったんなりかけると止められないのがこむら返りですね。
夜寝ている時や、スポーツの最中、あるいはお買い物などでたくさん歩いた日などに、突然ふくらはぎがギューッとつったりしたことありませんか？こうなると動くこともできないし、声も出ないくらいの激痛ですよね。ひたすら痛みが治まるのを我慢するしかありません。
誰もが経験したことがあるのではないでしょうか。
そのこむら返りについてのお話をしていきます。

【こむら返りの起きるメカニズム】

こむら返りは簡単に言えば、筋肉のけいれんです。

通常であれば体の筋肉は、動かそうと思った瞬間に脳が運動神経や筋肉に指令を出して、筋肉を収縮させたり弛緩させたりすることによって自分が思った通りの動きをすることができます。

ところが、こむら返りの場合は、自分の意思とは関係なく突然勝手に筋肉が収縮して、そのまましばらくの間、収縮状態のまま解除されないということが続きます。

時間にしてみれば、数秒から数分の間でしょうか。
しかし、その最中はひどい痛みですから、ずいぶんと長く感じますよね。

よく起きる部位は「ふくらはぎ」ですね。
ここには腓腹筋という筋肉がありますが、これがけいれんするのです。
足の指がつる人もいますね。足に限らず、腕や手指がつることもあるようです。
腕や手の指なんかは、ちょっと無理な体勢で何かしていたりすると起ったりしやすいですね。